闘病記（線維肉腫）：東南アジア旅行：SSブログ

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闘病記（線維肉腫）　[猫] [編集]

線維肉腫で検索してこられる方がチラホラいたので、だらだら介護しているだけですが、何かの参考にと、また備忘録として記録しておきます。

･･･まろすけさん･･･
１４歳７ヶ月のメスの猫で、2016年2月末頃からあごが急に腫れだして、ドライフードが食べられなくなり、3月6日に受診した結果、線維肉腫が疑われる。
その時点で腫瘍が大きめに育ってしまっていたことと、高齢で悪性度の高いガンであることを考慮し、手術を断念、以後緩和治療（痛み止めと、抗生剤）をしながら生活していく。
抗生剤アレルギーがあるが、カルテが残っていなかったため、なんの抗生剤なのか不明。

まず、3月20日のこの日（記録は27日）、夜のエサを家族にたのんでいたのに、うっかり苦手なチキンを家族が出してしまい、まろすけさんは食べられずにずっと空腹のまま待っていました。
カルカンマグロ味を与えるとすごい勢いで食べていました。

そして手をなめなめ･･･

病気のためか、よだれでかぶれたのか不明ですが、前足がつねに茶褐色です。
一度洗ってあげたら、やや震える３本足でバランスを取って前足も自ら手入れするようになりました。
しかし今は左前足および左あご（線維肉腫の患部）の毛が一部抜け落ちてしまいました。

ラージ缶の半分を一気に食べて、満足して寝てしまいました。

しっぽの真ん中あたりの毛がもつれてモサモサしています。
今は、ぬるま湯でもつれをほどいて綺麗になっています。

普段の生活は、昼間は２階の小部屋にもぐりこんで昼寝したり、階下で人が集まってくると降りてきて団欒に加わったり、庭にちょっとでて鳥を眺めたり、先日は庭に出没した野良猫を追い払っていました。
今のところ痛みもなく、ヨボヨボですが猫生をそれなりに謳歌して過ごしているようです。
目の輝きも良いです。

食事はカルカンのラージ缶（160グラム入り）マグロ系11歳以上用か、魚正のかつお味１歳以上用をメインに、ちょっとだけスプーンで潰して食べやすくして食べさせています。
ちょっと食べづらかった日は、ミキサーでとろみをつけて再度出すとだいたい完食してくれます。
ドライフードやしらすなどは噛めない飲み込めないようですが、食欲はあり、人間用の焼き魚やシュークリームのクリームをとても欲しがります。
ドライフードは炭水化物が多く、単細胞のエサになるということで、大好きだったのですが、与えないことにしました。

一日の食事量はラージ缶２缶、だいたい320ｇで260キロカロリー。
http://www.vets.ne.jp/cal/pc/cat.html　によると老猫3.8キロで210キロカロリー（ラージ缶マグロ258グラム相当）なので、食べすぎなほど食べています。
しかし最盛期には5.8キロと大きめだったが年とともに小さくなっていること、病気で一旦激やせしたことから、たくさん食べて回復しようとしているのだと思います。
ちなみに3月17日頃3.6キロで25日には3.8キロに200グラム増量。
このまま4キロ超を目指し、栄養バランスや適正量は多少無視してでも、食べられるうちに食べさせる方針で行きます。